賃貸物件を選ぶ段階で、初期費用や毎月の家賃をクレジットカードで払えるか確認する。
なぜか
賃貸契約は不動産会社や管理会社を通して進めますが、実際のお金の行き先はオーナー側です。こちらから見ると「会社を通すならカード払いにしてくれたらいい」と思いますが、現実には現金払いや口座振替の物件もまだ多いです。
家賃は毎月の支出としてかなり大きいです。年間で100万円前後になることも珍しくありません。もしカード払いで1%、2%、条件によってはそれ以上のポイントや特典がつくなら、年間では大きな差になります。
たとえば年間100万円の支払いで3%分の還元があるなら、単純計算で3万円分です。同じ家賃を払うなら、現金でただ払うより、カードの特典を受けられる方が得です。
ただし、すべての物件でカード払いができるわけではありません。カード決済には手数料がかかり、その負担をオーナー側や管理会社側が嫌がる場合があります。オーナーとしては、できるだけ現金や口座振替で受け取りたいという事情もあります。
一方で、大手の管理会社や賃貸会社では、クレジットカード払いを積極的に取り入れているところもあります。大東建託のようにカード払いに対応している会社もあるため、物件探しの段階で支払い方法を見ておく価値があります。
どう確認するか
内見や申し込みの前に、「初期費用はクレジットカードで払えますか」「毎月の家賃もカード払いできますか」と分けて聞きます。実際には、内見よりも前の候補選びの段階で確認しておく方がいいです。初期費用だけカード可、家賃は口座振替のみ、というケースもあるからです。
また、カード払いができても、指定カードだけ、保証会社経由だけ、手数料が別途かかる、という条件がある場合もあります。中には、自分の会社のカードを申し込ませてくるところもあります。それでもポイントがついて、現金払いより得になるなら、積極的に検討していいと思います。
単に「カード使えますか」だけで終わらせず、毎月の家賃に使えるのか、手数料はかかるのか、指定カードを作る必要があるのかまで確認します。
賃貸は、家賃そのものだけで比較すると見落としが出ます。水道、ガス、通学距離、臭い、そして支払い方法。住み始めてから変えにくい条件ほど、先に聞いておくべきです。
カード払いできる物件を最初から候補に入れておけば、同じ家賃でも毎年のポイント差が出ます。長く住むほど、その差は無視できなくなります。
今日の一手。気になる物件を見つけたら、申し込み前に「初期費用と毎月の家賃はクレジットカード払いできますか。手数料はかかりますか」と確認してください。