小学生までの子育て10カ条 09

ウンテイを作る。

今日のワンポイント。低学年のうちに、家の中でぶら下がれる場所を作ります。

何をするか

折りたたみ式の多目的はしごに丸棒を固定して、小学校低学年向けの簡易うんていを作る。

折りたたみ式の多目的はしごをうんてい状にした例
折りたたみ式の多目的はしごを、うんていの形に近づける。
丸棒を固定したはしごに子供がぶら下がる例
握る部分は、手が痛くなりにくい丸棒にする。
1分ショート動画をここに追加予定

なぜか

子供は、家の中でも体を動かせる場所があると勝手に使います。外へ行けない日、雨の日、感染症で外出しにくい時期でも、ぶら下がる場所があるだけで運動量が変わります。

体操クラブに通わせるのも一つの方法ですが、毎回連れて行く時間もお金もかかります。家に簡単なうんていがあれば、暇な時にぶら下がり、遊びながら握力や体幹を使えます。

ホームセンターなどで売っている折りたたみ式の多目的はしごは、形を変えると横長の台のようにできます。そこへ丸棒を取り付ければ、小学校低学年ぐらいまでなら、室内用の簡易うんていとして使えます。

ただし、はしごをそのまま握らせると手が痛くなります。角ばった金属部分を子供が握ると、すぐ嫌がることがあります。そこで、同じようにホームセンターで売っている丸い木の棒を紐でしっかり固定し、握りやすい形にします。

どこが良いか

この方法の良いところは、使える期間が終わっても無駄になりにくいことです。子供の足が伸びて地面に着くようになると、うんていとしては機能しにくくなります。だいたい小学校低学年専用と考えた方がいいです。

それでも、はしご自体は残ります。2年ほどで子供用のうんていとして使わなくなっても、その後は普通のはしごとして、家の掃除、車を洗う時、外まわりの作業などに使えます。

専用の大型遊具を買うと、使わなくなった後に処分が面倒です。その点、多目的はしごなら、子供の運動道具から家の道具へ変わります。1万から2万円ほどかかっても、後で別用途に使えるなら損になりにくいです。

注意点

一番大事なのは安全です。過去には、遊具で首が挟まる事故や、倒れて大けがにつながるような事例もあります。家庭で工夫して作る場合でも、「子供用だからこれぐらいでいい」と考えず、強度と安定性は必ずきちっと確認してください。

これはあくまで家庭内での工夫です。必ず大人が強度、固定、床の安全を確認してください。下にはマットを敷き、周囲に角のある家具や硬い物を置かないようにします。

丸棒を紐でくくる場合も、ゆるむと危険です。使う前に毎回、棒が回らないか、紐がずれていないか、はしごが安定しているかを見ます。

子供は調子に乗ると無茶をします。低学年向けの遊びとして、必ず目の届く範囲で使わせるべきです。

今日の一手。家に運動場所を作りたいなら、折りたたみ式の多目的はしごと丸棒で、低学年向けの簡易うんていを作れるか検討してください。ただし、強度、安定性、挟み込み防止を確認できない場合は作らないでください。